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別子温泉 [出来事]

10月1日道後温泉を5時に出発して今日の車中泊予定地 道の駅マイントピア別子に
向かいます。道後温泉にあるお店で松山寿司という文字に心惹かれましたが夕飯を
食べるにはちょっと早すぎるし目的地に向かう途中なにかしらあるだろうと車を走らせます。
松山道の新居浜を降りて一般道に入るとお店らしいものは見かけなく日も陰ってもの淋しい
風景で心細くなってきます。マイントピア別子には温泉があるという条件で選んだのですが
どんな場所なのか分かりません。走行するうちに山道に入りますます淋しくおまけに雨が
降りだしてきました。
とにかく走っているうちにやっと目的地に到着してほっとしました。
時間を見ると6時、ともかく温泉に入って食事をしようと施設に入るとレストランの明かりは
消えています。 
エッ、今日は夕食無し?と全身の力が抜けて道後温泉で見た松山寿司という文字が頭の中を
かけめぐります。  しかし温泉の休憩所にカレー、おでん、そばという文字を見つけなんとか
食べ物は体に納まりました。
入浴施設は広くていわゆるヘルスセンターといった感じで湯量もたっぷりしてノビノビできますが気になるのはほとんど利用客がいないことです。山奥なので夜は当然利用客が少なくなる
とは思いますがそれじゃ昼間はどうなの?といらぬ心配をしてしまいました。

入浴して食事をしている間に雨はやんでいたので車の中の荷物の移動中に
濡れずに済みほっとしました。
車中泊の場合はともかくトイレの近くに停めること。
夜中にトイレに起きても怖くありませんから。今回もトイレのすぐそばにドン着けしました。
幸いすぐそばに大きな金木犀がありちょうど満開の花盛りでとても良い香りがしました(笑い)

   朝散歩をするとすぐそばに川がありました。

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      川の向こう岸に煉瓦造りの建物がありますが明治45年に出来た発電所跡です。

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 この別子温泉は銅山の廃坑跡に出来た道の駅マイントピア別子内の施設です。
 別子銅山の歴史は古く元禄4年に銅が発見されて以来昭和48年に閉山するまで
 何と283年の間銅の採掘がおこなわれていたそうです。

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     第四通道 坑道入口で全長4600mもあるそうです。
     山の中腹の東平(とうなる)地区には銅山の採鉱本部があり社宅 学校
     劇場など大正~昭和の初めはおおいに栄えていたようです。
     その後精錬するさいの公害によりあたりの木は枯れたり甚大な被害がでて
     精錬所は別な場所に移り銅の採鉱量も減って昭和48年に閉山となりました。

     昔使われていたトロッコがオブジェのように草叢に佇んで

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また銅山の坑道跡は実際に使われていた鉱山鉄道にのって江戸から近代にかけての
様子がみたり体験できたりするそうです。

       坑道観光の入口ちょっと怖いです。

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 こんなもの見かけました。ここは銅山なんだけど砂金採りって?
 銅が金に変わる錬金術
   

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       おまけ、
 昨日郵便物の中に大きい茶封筒があって匠施術室内 ラック様と宛名に書いてあります。
 何かしら?と不思議に思いつつ差出人を見ると心あたりがありません。
  開封してみますと中にこのようなものが・・・・

               ルバーブです!

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       ここで差出人がブロガーのMERRYさんということが判明しました。
       MERRYさんがブログで市民農園で育てたルバーブがこの時期に
       なっても収穫が出来過ぎてといった事が書いてありました。
       そこで軽井沢におこしの際はルバーブを持って我が家に寄って下さい
       とコメントをいれておいたのですがお茶目なMERRYさんがルバーブを
       先によこしてくれたんですね^O^

           さっそくジャムにしましたよ。

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        ルバーブはザクザク切ってお砂糖をまぶししばらくおいてから
        火にかけると短時間でジャムになるのでお手軽です。

        MERRYさんありがとうございました。ルバーブが先に着いたので
        今度はMERRYさんが来てね!

 


秋祭り郷土芸能 [出来事]

さかのぼって10月14日地元にある東神社(あずまじんじゃ)の秋祭りの獅子舞を
見て来ました。神社に近づくにつれて笛の音や鉦の音が大きくなってきます。

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  当地に越してきて3年目になりますがこの東神社の秋祭りを見るのは初めてです。

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 獅子頭を付けた3人と狐に扮した子供一人の構成で奉納の獅子舞が行われていました。
 いつ頃から始まった行事なのか全く分かりませんがかなり古くから受け継がれているもの
 とおもわれます。

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 同じような所作に見えますが何番もの舞いがあってかなり動きが激しく速いので
 舞い手の方はかなり疲れる事でしょう。また単調に見えますが以外に複雑な動きの
 舞いを何番も覚えるのも大変そう。

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 お囃子も随分練習したことでしょう。

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  衣装や花飾りも綺麗でこんな珍しい郷土芸能が近くで見られてとても感激しました。
  地元の保存会の方々がずっと守ってこられた獅子舞いですが見物客が僅かだったのが
  ちょっと淋しく思えました。午前中はこの獅子舞は小学生が舞うそうで屋台なども出て
  賑やかだったようです。
  来年のNHKの大河ドラマ「八重の桜」私が住んでいる安中市にゆかりの新島譲と夫人が
  主人公なので安中市は観光に力を入れるらしいですがこんな素朴な郷土芸能があること
  もPRすれば良いのにな~と思いました。

 


マーブルを探せ! [出来事]

9月28壇ノ浦の旅籠屋を8時に出発して日田、阿蘇を廻り夫の故郷宮崎県延岡市に
3時に到着しました。
24日にに群馬の家を出発して5日目になりました。
今回の旅の目的は一言で言えばリフレッシュ休暇とでもいいましょうか。
09年12月東京から群馬に越してきてそれまでとは全く違った整体師という仕事を
選んだ夫ですが開業して3年経ちました。
整体という仕事はお客様の体の不調を取り除いてさしあげるのですが自分にもはね返って
来ることも多いのです。今回は自分に蓄積された精神的肉体的疲労から解放するために
夫が思いついたあまり綿密に計画しないで行ったことのない各地を回ってノンビリとした
マーブルと3人の旅だったのです。

ノンビリといっても運転は夫1人なので1日の走行距離を約300キロと決めて次の目的地に
向かうように夫が考えました。途中寄り道しながら6時間程が車中です。
そしてここまでの走行距離が約1500キロになりました。
私の役割は横に座って居眠りをしないこと[わーい(嬉しい顔)] 
なんでも乗り物に乗ると自然に瞼が重くなるタチなので眠気覚ましのガムを買ってガンバリ
ましたよ(^O^)

延岡の実家はすでに夫の両親は他界して普段は空き家ですが島のマグロ漁の船主さんに
嫁いだお姉さんが時々帰ってきて家に風を入れています。
マーブルは家に一歩入ってみたもののどこに自分がいたら良いのか分からず居間の入口で
固まってしまいました。 でもすぐに自分の場所を見つけましたよ。

   マーブルはどこにいるでしょうか!

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 隣に住んでる夫の従姉が遊びにきて「マーブルは何処?」とさがしてソファーに寝ている
 マーブルに気が付いて大笑いしていました。
 延岡では夫の両親の眠っているお寺にお参りしたり親戚のの皆さんに久しぶりに会って
 楽しい時間を過ごしました。 そして従姉や伯母 叔父が夫の整体を楽しみにしていて
 足が軽くなった、お風呂で背中が洗えるようになったとかみんなの嬉しそうな顔を見ていると
 こちらも幸せな気持ちになってしまいます。

 夫の友人の家ではとっても素敵なものを用意して待っていてくれました。

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     鮎です! 夫の姉と2人で鮎の串刺し体験をしました。
             口から串を入れて尻尾まで一気に刺しこみます。
             とちゅうで串が飛び出ないように気を付けなければいけません。
             二人とも食べたい一心ですから上手に出来ました^^

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 備長炭でじっくり焼き上げます。

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   途中で角度を変えてむらなく焼けるように調整します。

  この鮎はホッコリして香ばしく今まで食べた鮎のなかで一番美味しい鮎でした。
  大きな鮎を3匹も食べて大満足!
  お赤飯のおにぎり、新鮮な小鰺を開いて塩とお酢で〆て俵型の酢飯に一匹づつ乗せた
  魚寿司、茹で栗を友人のお母さんが用意してくれていました。
  食べるのに夢中で魚寿司を写真に撮らなかったのが悔やまれます。

      なんでボクを仲間に入れてくれないの?

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  この家のジョン君です。マーブルに遊ぼうと一生懸命アプローチしていましたが
  マーブルは知らん顔。 マーブルは男の子はあまり好きじゃないみたい。
  この日は一日中雨でした。お天気よければお散歩一緒に出来たのにね。

  友人のお父さんが4月に脳梗塞で倒れ入院しましたがリハビリに励んで自宅復帰
  しました。80歳になりますがとても元気な方でバレーボールをしたりスポーツ好きな
  人だったので後遺症で今までのようにあれこれ出来なくて少し元気がありませんでした。
  特に左手が痺れて腕が上がらないとのこと。
  そこで夫の出番です。 整体が終わって左手にコップを持ってもらいました。
  なんと、すこしぎごちないもののコップを落とさず持てたのです。腕もだいぶ高く上がる
  ようになりご本人もだいぶ自信がもてたようです。
  夫の整体は頭の先から足の先まで全身を揺らぎという手法でほぐすので全身の血行が
  良くなり脳梗塞の後遺症で硬直していた筋肉がほぐれたのだと思います。
  群馬に帰ってからお礼の電話をして「その後お父さんの様子は?」と聞きましたら
  「オヤジ翌日栗拾いに行ったよ」との事でした。
  夫の整体が役に立ちお父さんの元気が戻って本当に嬉しく思いました。

  延岡での3日間は懐かしい友人達が集まって飲み会をしたりして過ぎて行きました。
  したがって宮崎県での観光は特にしていませんのであしからず・・・
  帰路はカーフェリーで四国に行きました。
  長い旅行記に付き合って下さった皆様ありがとうございます。
  次回はご近所のお庭が秋の色に染まってとても素敵だったのでアップいたします。

 


宮崎に着いた [出来事]

 9月28日8時に壇ノ浦の旅籠屋を出発。関門海峡を渡りいよいよ目的地の
 宮崎が近づいてきました。

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   門司から九州自動車道を走り鳥栖から大分自動車に入り途中天領の町
  日田に寄りました。

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   日田の豆田地区は古い町並みが残っています。

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 そして日田から一般道にはいり阿蘇山の麓をずっとめぐって走ります。

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 途中この夏の集中豪雨に見舞われた阿蘇の草千里の小山のあちこちに土砂崩れの
 後が見受けられました。左下の方に土嚢が積んでありますがこのような風景があちこち
 ありました。

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 宮崎県に入りました。懐かしい高千穂線の電車がお出迎え。
 といっても高千穂線はもう何年前になるでしょうか?台風の被害に遭い路線が崩落
 して廃線になってしまったのです。
 この車両は高千穂峡の近くの道の駅に展示されていました。
 夫の故郷延岡が高千穂線の始発駅でした。
 もうこの電車に乗ってあの高い高い青雲橋を徐行して渓谷を覗きながら高千穂に
 行くことは出来なくなったのはとても淋しく残念です。

 

    
 

 


石見銀山に行きました・・が、 [出来事]

9月27日 萩の武家屋敷を後にして昼食後次の目的地 石見銀山に向かいます。
そして目的地に着いて、観光案内所のガイドさんの説明で銀山の坑道跡までは
昔の町並をだらだら坂を約45分程歩いてゆくそうです。
この日は気温が29度ほどあってかなり暑かったので45分の坂道と聞いて急にテンションが
下がってしまいました。  何故ならば、午前中萩の武家屋敷をずっと見てまわってかなり
足が疲れていたのです。萩城祉の駐車場の管理人さんが私の足元を見てその靴だったら
大丈夫ですね、と言った意味が分かました。
万歩計は1万歩を記録していましたから。もうこれ以上は暑いし歩けないと残念なことですが
あきらめることにしました。 

本日の宿泊先は中国自動車道の壇ノ浦PA内にあるファミリーロッジ旅籠屋です。
今回の旅行では初日24日が彦根店、そしてこの日の壇ノ浦店、帰りが高松店と
内灘店の4件を利用しました。

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  ファミリーロッジ旅籠屋は朝食のみのアメリカンスタイルのロードサイドホテルで
  宿泊費が4名で通常¥10500でシーズンにより多少金額が違ってきます。
  イヌと泊まれる部屋があるのも助かります。
  北から南全国36店舗あり、特にデズニーランドの近く木更津店はとても人気だそうです。

           

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   ベッドはキングサイズなので親子4人でも十分の広さです。
    シンプルで清潔なお部屋です。

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  どの旅籠屋も多少レイアウトが違うもののこのような造りになっています。
  私達はマーブルも入れて3人なので宿泊費は¥9450でした。
  今回の旅行では目的地の往復で4泊づつするのでこのようなペットも泊まれる
  リーズナブルな宿泊施設はとてもありがたいです。

  実はこの旅籠屋は夫の友人が企画、設計していて今回初めて利用したのですが
  とても合理的で便利でした。コインランドリーも備えてあるので旅行中の洗たく物が
  洗えるのも助かりました。
  朝食はコーヒー、紅茶、オレンジジュース、クロワッサン、ロールパンとどこも
  同じメニューになっていてコーヒーもパンも美味しかったですよ。

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 関門海峡に架かる関門橋と朝日

 この壇ノ浦店はとてもロケーションの良い所でPA内に24時間営業のレストランもありますが
 あまり食べたいものがなかったので外に出て焼き鳥屋さんに行きました。
 久しぶりに食べた焼き鳥美味しかった。

 


歴史の町 萩 [出来事]

9月27日初めての車中泊で朝を迎えずっと行ってみたかった萩の町へと向かいます。
観光マップを貰いに萩駅に行ってみました。

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 大正時代の駅舎がお出迎え。

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         電話ボックス 自動電話と言っていたそうです。
       大正時代のハイカラな女学生がこの自動電話を使っているともの珍しさで
       人だかりがしたんだそうです。

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   人の顔みたいでユーモラス。

  しかしこの萩駅は無人駅でメーンの駅は東萩いや西萩どっちだったか忘れましたが
  そちらが表玄関でした。 観光協会はまだ開いていませんでした。
  とりあえずカーナビで検索して萩城祉に向かいそこで観光マップを貰い駐車場に車を
  停めて昔の武家屋敷跡をめざしてあるきます。

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  塀に囲まれたお屋敷が次々とそして萩といえば白壁と夏蜜柑がイメージなんですが

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        やはり・・・

 

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  露地から通り 通りから路地と歩いても歩いてもこのような土塀が続きます。
  この日はかなり気温があがり汗ばむほどです。
  途中でお会いした会社員の方はとても歴史に詳しく萩が生んだ偉大な思想家
  教育家の吉田松陰の事なども色々教えてもらいながらしばしご一緒させてもらいました。

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 それにしても吉田松陰という人は松下村塾という私塾で幕末から明治維新の立役者
 を沢山輩出しているんですね。この高杉普作、伊藤博文、その他まだまだ沢山の
 近代日本を創りだしたそうそうたる人物を教育して来たのですがで藩の体制に盾ついた
 謀反人として斬首されたのですがそのときまだ29歳。
 いまでは信じられないエネルギーの持ち主ではないでしょうか?

 会社員氏と夫と3人の一致した意見ですが 「学校の教科書に乗っていた吉田松陰の
 絵は痩せてかなり年配の人に見えますよね。」
 どうみても29歳に見えないのは?偉大な人物なので箔をつけるためわざと老けた
 肖像画にしたんじゃないの?と夫。
 きっとそうだね、ということで老けた肖像画の話は終わり、もう一つ話題になったのは。

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  古くなった土塀の修理費用は町から補助金がでるのかという現実的な話題でした。
  歴史保存地区の武家屋敷跡にはもちろん今も子孫の方達が住んでいるのしょう。
  白壁や土塀の間からチラッと見える生活の証は様々ですが自分に置き換えてみると
  費用かかるよな~と。
  でも萩の方達はこの歴史の町をとても誇りにしているのでしょうからなんとしても
  守るのでしょうね。余計な詮索をしてしまいましたが。

  さて萩といえば 萩焼 ですよね。 途中窯元や萩焼のお店沢山ありましたがみんな
  横目でスルーです。見たら欲しくなるしだけどもうこれ以上器が増えても置き場所が
  ないしそれに

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 この子がいるとちょっとお店をゆっくりという訳には行きませんので。

 先程の会社員氏と博物館の前でお別れしました。
 立派な博物館で萩の歴史が全部わかるから是非見ていって下さいと駐車場の管理人さん
 に言われていたのですがマーブルを車の中に置いておくには気温が高すぎてちょっと
 無理だったので断念しました。
 このあと岩見銀山に行ったのですが・・・次に

 岩見銀山は岩でなくて石ですよ、とRTFKさんからご指摘ありました。
 有難うございます。
 それから途中ご一緒した会社員氏も萩では今でも松陰先生と敬意をはらって
 呼んでいるそうなので間違ってもここの人たちの前で呼び捨てにしてはいけない
 ということをおっしゃっていました。


3000キロの旅 出雲大社 [出来事]

9月26日大山のペンションクッキーサーカスを9時に出発して
縁結びの神様 出雲大社に向かいました。
米子自動車道~山陰道と有料道路は空いていて快適です。
1時間半程で出雲大社に到着しました。

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 出雲大社の入口に大きな国旗が掲げられていました。
 日頃国旗とはあまり縁がありませんので日本国であるぞと国旗は私たちを鼓舞して
 いるように見えました。

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 出雲大社というと大しめ縄がすぐに頭に浮かびますがここは仮澱です。
 残念なことに現在出雲大社の本殿は60年に一度という遷宮のため
 本殿は改修中で見ることが出来ませんでした。残念、。
 ともかく仮澱に旅の無事と良い出会いの縁を大切にすることをお願いして
 お参りしました。

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 ところで出雲大社に祭られているのは大国主命、かの因幡の白ウサギのお話の
 大黒様なんですね。ここにきて初めて知りました。
 海岸沿いに走っていると白兎海岸という文字を見かけました。
 そうか、このあたりでワニの仕返しで赤裸にされた兎の物語がうまれたのねと思いながら
 ふとこのお話は本当は人間の部族間の出来事をワニとウサギに例えて出来たのかな
 などと助手席に座るだけの私は空想したりしていました。

 このあと山陰道を走って島根県の萩に向かい萩港にある道の駅シーマートに到着しました。
 夕方5時近くになったので今日はこの道の駅で初めての車中泊です。
 夕飯はこの道の駅シーマートのなかで食べようということで中に入るともうすでに店終いを
 始めていたりして客の姿はチラホラ。
 一軒だけ6時までお店をやっている所があったのでそこで食事をすることにしました。

 私は地魚の握り鮨、夫は海鮮丼と海鮮汁 海鮮汁は肉うどんに変えられるとの事で
 肉好きの夫は肉うどんにしてもらうことにしました。
 食べ始めて夫がうどんに肉が入ってなくて天カスだけだと言い出しました。
 所変われば品変わるでこのあたりは天カスの事を肉っていうのかなと首をひねって
 とりあえず店員さんに聞いてみました。
 「こちらでは天カスの事を肉って言うのですか?」 店員さんエッといって調理場に向かい
 中の人となにやら話ていましたが戻ってきて 「スミマセン、金額訂正させてもらいます。」
 と言いました。 結局理由は聞けませんでしたが帰り際に調理場から板さんが出てきて
 謝っていました。 
 多分私たちが最後の客でお肉がなくなってしまって天カスで間に合わせたのね。

 さて車で寝るのは初めてなので果たして眠れるのか危ないことがないのか
 ちょっと心配です。
 ともかく後部座席の荷物を運転席に移動して座席を倒すとまっ平になります。
 そこにマットを敷いてシュラフを広げてその中にもぐり込みます。
 マーブルは二人の間に横になります。
 道の駅の駐車場に停車している車も数台になりあたりはしんとして淋しくなりました。
 ずっと車を運転していた夫も疲れたのでとりあえず寝ようと時計を見ればまだ7時です。
 漁港なので明日早朝魚のセリを見ようとシュラフに入り横になりました。

 しばらくすると3人の熱気で起きてしまい車のエアコンをかけて車内を冷やします。
 まだシュラフに入る必要がないと分かり足元だけ突っ込んで寝ます。
 そろそろセリの始まる頃かなと目が覚めて夫が時計を見るとなんとまだ11時半。
 なーんだとまた眠り目が覚めて時計を見れば朝の5時、港はしんとしています。

    セリはとっくに終わっていました。

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 大きな船は他の係留する場所に移動したようで姿も見えません。
 小舟だけが静かに漂っています。

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       漁港関係者の車の下に猫が1匹づつ潜り込んで全部で
       5匹位見かけました。お魚貰えたのかな?

 私たちの隣のご夫婦が2時頃漁港から拡声器のセリの声が聞こえたと言ってましたので
 11時半に目覚めた私たちはちょうどそのころぐっすり寝てしまったんですね。
 アー残念 こんな機会めったにないのに。
 結局いつもと違った時間に寝たり起きたりはなかなか出来ないもんだと思いました。
 初めての道の駅での車中泊はこんな感じで無事何事もなく過ごしました。
 さてまた運転席の荷物を移動しなければなりません。
 12日間の旅行なので結構荷物の移動が一手間です。
 お隣のご夫婦は大型のハイエースの後部座席を完全にベッド使用にしてあちこち
 旅行をしているそうです。
 キャンピングカーなんかより手軽でいいですよとおしゃってました。
 確かに温泉はあちこちにあるし食事は道の駅でもSAでもコンビニもあるし。
 なるほどな~と思いました。
 このあとは萩の町を歩きます。

 


3000キロの旅 ペンションの食事 [出来事]

9月25日 砂の美術館から1時間程で鳥取大山国立公園エリア内の
大山アイノビアペンションビレッジにあるクッキーサーカスというペンションに
3時に到着しました。チェックインが3時なのでピッタリです。

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  ペンション付近はすでに色づき始めた木々があちこちに。

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 いきなりペンションの夕飯です。

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 オードブル

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               キノコのスープ

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  海の幸ノマリネ

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                メーンデッシュ 夫はタンシチュウ

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   私のローストビーフ

      オードブルもマリネも日本海の新鮮な魚介を使って美味しかったし
      じっくり煮込んだタンシチュウーもデミグラスソースの深い味がよく
      からんでとっても美味。
      ローストビーフは程良い焼き加減でジューシーでした。
      量が多いので2枚でギブアップ、残りは夫のお腹のなかとお部屋で
      待っているマーブルにおみやげにと思って紙ナフキンにくるんであったのですが
      食後ペンションのご夫婦とお話していて忘れてきてしまいました。
      ゴメンネ、マーブル。

     

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                 デザートのブルーベリーのジェラード  

  このブルーベリーのジェラードは絶品です。
  一口食べて思わず夫と顔を見合わせました。
  「美味しいね~これは有名なジェラード屋さんなんかにひけをとらないね」
  ブルーベリーの程良い酸味とさらりとした口どけの上品な甘さのジェラードでした。
  大山高原に放牧された乳牛の新鮮で美味しい牛乳で作ってあるからなんですね。

  翌朝食事前にマーブルと近くを散歩して誰もいない公園を発見。
  マーブルは大喜び! 走った、走った、

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    ハー、流石に疲れた。

   ところでマーブルですが旅行中朝ごはんは一切食べず知らない所ではおやつも
   食べませんでした。 いつも違う所に行くのでどこかに不安な気持ちがあるのかも
   知れません。 あるいは食べて車に乗ると気持ちが悪くなるので自分でコントロール
   しているのかもしれません。   誰かもマーブルに見習ったら^^;

       ねえ~マーブル

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              それでもタップリの朝ごはんは美味しいのでおもわず頂いてしまいます。

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   ホカホカ焼きたての自家製パンも美味しいのですがさすがにこんなに食べられません。
   バスケットに入っているヨモギ入りや胚芽入りのマルパンは袋に入れておお土産に
   頂きました。牛乳ももちろん美味しかったです。

   ペンションの宿泊費は一人¥9800です。マーブルのダニ除けの薬のフロントラインを
   購入した際にもらったパンフレットに乗っていたペットと泊まれるペンションでした。
   そのことをお話すると特典としてマーブルの宿泊費¥2000がサービスになりました。

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  ペンションクッキーサーカスのオーナーご夫婦
 美味しいお料理とリーズナブルなお値段で宿泊させて下さり有難うございました。

 余談

 奥様が少し前にタオルを沢山持って階段でつまずいて転び右肩を痛めたそうです。
 その後遺症で右腕が上がらなく仕事に支障があるとおっしゃっていました。
 そこで夫が整体師であることを申して応急処置でテーピングをしてさし上げました。
 翌朝奥様が「寝るとき痛くなったのですが朝起きたら嘘のように痛みが取れて腕が
 上がるようになった」と喜んで下さりました。
 こんな時夫の仕事が役に立って喜んでいただけると本当にうれしくなります。
 帰りぎわにお礼にとワインを頂いてしまいました。

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   クッキーサーカスさんがオーダーメイドした白のドイツワインです。

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  鳥取県の名峰、大山ですがずっと雲に隠れていました。
  ペンションを9時に出発してこのあと出雲大社に向かいます。

 


3000キロの旅 鳥取 [出来事]

9月25日彦根の宿を8時半に出発して鳥取に向かいます。
彦根ICから名神高速~茨木IC~中国道~左用JC~鳥取自動車道~鳥取
途中休憩2回入れて13時半に鳥取砂丘の傍にある「砂の美術館」に到着しました。

   中に入ると

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  思っていた以上に大きい作品で迫力がありました。

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 とっても繊細に出来ていて製作中大変だった事でしょう。

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 今回のテーマは英国でイギリスの製作チームの作品でした。
 この砂の彫刻の製作方法はまず作品の型枠をつくりそこに砂と同量の水を流し込み
 機械の振動を利用して砂を固めます。固まったらその上に枠を作り同じ工程を繰り返して
 一番高いところの型枠まで砂が固まったらはずしてヘラやコテで製作して行くそうです。
 硬化剤は一切使わず砂と水だけなので何回でも使えるんだそうですよ。
 ということはとっても脆いので製作途中で崩れないよう細心の注意が必要なんですね。

   美術館から砂丘と海がみえました。

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  美術館は30分程で見ることが出来るのでマーブルを車の中に置いても何とか
  しのげましたがそれ以上長くなるとまだまだ車の中の温度が高くなって危険です。

  このあとは大山アイノビアビレッジにあるペンションに向かいます。
  途中日本海からの風を利用する風力発電機を道路沿いにあちこち見かけました。

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 有料道路の山陰道はきれいで空いていて快適でしたし無料区間が多いのも嬉しいです。

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  今夜のお宿はペットと泊まれるクッキーサーカスというペンションです。
  昨夜メールを入れて予約がとれたのでほっとしました。
  この時期の平日なので前日予約でも大丈夫だろうとふんではいましたが。
  お料理が美味しかったですよ。
  次回お料理を紹介します。

 


マーブル姫と3000キロの旅 初日近江八幡  [出来事]

9月24日8時10分 自宅を出発。いよいよ宮崎までの長距離ドライブ旅行の始まりです。
まずは松井田妙義IC~上信越道~更埴JC~長野道~岡谷JC~中央道~彦根ICで
高速道を降りて本日の宿泊先ファミリーロッジ旅籠屋へ2時50分に到着しました。

2時間を目安に休憩をして中央道の恵那峡SAで昼食をとることにしました。
地元の特産物が気になりますがこれから旅行をするのですから目をつぶりましょう!

レストランのメニューを見るとお蕎麦が売りのようなので私はヘルシーにとろろ蕎麦を注文。
で、目の前に置かれたお蕎麦は量もとってもヘルシー。
別に大食漢でもありませんがあっという間に食べ終わり怒りがお腹にこみあがる。
エッ、これで1100円? かくべつ美味しい蕎麦でもなくごくありふれた蕎麦である。

東京の下町に住んでいた時近所のお蕎麦やさんのトロロ蕎麦が美味かったし600円
というお値段も魅力的でした。
おまけに必ず食べた物の値段に関係なく50円のサービス券が一人一枚会計の際に
貰えて次回に使えました。懐かしいわ。
サービスエリア内のレストランはおしなべて割高でこれは美味しいというようなものに
今まで当たったことがありません。

さて今日のお宿旅籠屋にとりあえず荷物を降ろし彦根城に行こうか、それとも近江八幡の
町並を散策しようかと観光案内を貰いにフロントに行ってお話を聞くと彦根城はICを降りて
すぐだったそうで「ちゃんとそういう事をしらべて置いて欲しい」という夫からの私に対する
ダメ出しがあり早くも不穏な空気が・・・・
ま、気を取り直し近江八幡の町に行くことになりました。

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       比牟礼 八幡宮  近江商人の信仰していた八幡様の総社

      マーブルもお参りしましたよ。

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  豪商が沢山でた近江商人の信仰した八幡様は豪華な金色の飾り物が目に入ります。

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             風が通り抜ける舞楽殿 
 緋の袴に白装束の巫女さんがヒラリと袖を翻し舞う姿を想像してしまいます。

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 龍のこんな姿を発見! なんだか強面のはずの龍さんが間抜けのような可愛いような^^

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  近江八幡 新町通り
 江戸末期から明治時代の建物が残っています。

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  裏側から見ると瓦屋根が複雑に重なっています。
  家の造りがどうなっているのか気になります。そして、こんな風に古びた建物を
  目にするとよくぞ残っていてくれたと嬉しくなってしまいます。

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    近江商人が子供の教育充実のために明治10年に建てた八幡東学校は
    現在白雲館として観光案内所になっています。
    どんな造りになっているのか中に入ってみたかったのですがマーブルは
    見学することが出来ませんので残念。

    ところで近江商人てどんな人達なのか?
    鎌倉時代から諸国を天秤棒を担いで行商をしていた人たちで勤勉で商才に
    長けていたそうです。江戸はもちろん北海道 海を渡ってベトナム、タイまで
    行った人達もいたそうですよ。
    あんまり商売上手で江戸の人達から妬まれたそうですが自分の利益ばかり
    追及することなく社会事業にも貢献したそうです。
    近江商人の流れを汲む現代の企業に高島屋、伊藤忠商事、丸紅、ワコール等
     他にもそうそうたる大企業が名を連ねています。

    近江八幡は琵琶湖のすぐそばなので私は是非ともあの広々とした湖水を目にして
    みたいと思っていました。宿に帰る途中に琵琶湖を見たいと夫に伝えますと
    「方向違うよ」と疲れ気味で色良いお返事が貰えません。
     でもせっかく来たのだからともう一押しすると仕方無いかと車を走らせてしばらくして
    「琵琶湖だよ」と夫が申します。
    エッ、何処? と目を凝らすと葦の生えた水辺がなんとなく見えてきました。
    確かに琵琶湖らしいのですがなんか尻尾の方って感じ。
    ハイ、琵琶湖は広うござんす。 場所によってはここも琵琶湖ですって事に。
    よく調べて行かないとこんなことになるんですね。

    と旅の1日目は初めての長旅で緊張のせいか何となく余裕がないような
    そんな感じで過ぎてしまいました。 

    次回は鳥取砂の美術館です。

 


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