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アヤメちゃん天国のラックの元へ [犬の癌治療]

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           サラ オブ ランディーファーム ジェイピー
         2005年3月17日生まれ
         2011年8月19日没

                「ひとりじめ」

  こんにちは、私は‘アヤメ‘ワンもネコも人もみーんな大好きな
  天真爛漫な 女の子 まだ6歳。
  ラック兄ちゃんのおもちゃは私の物、私のおもちゃは私の物。
  だってラック兄ちゃんやさしかったんだよ。
  一番好きな事はお父さんとのボール投げ。
  すごく遠くまで投げてくれるの、時々お母さんも投げてくれるけど
   近すぎてつまんない。
  だけどお母さんが作ってくれる手作りのご飯すっごく「うんまい」の。
  ダイエットしなくては・・・・・

  お父さんは私の事を怒らないから自由にノビノビ だけど怒ると
  一番怖いのもお父さん、反抗したこともあるよ!
  ラック兄ちゃんが天国にいって1年
  「お父さん、お母さん」独り占めに出来て嬉しかった。
  
 これからはラック兄ちゃんをひとりじめだ!!

     「  お父さんが天国に旅立ったアヤメのために書きました」

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  家の庭の花 お隣の坊やが持ってきてくれた向日葵 近所の方のお花に
   沢山の花に囲まれて静かに眠る ‘アヤメ‘

 

  アヤメは7月の末の血液検査で血小板の数値が極端に落ち皮膚の下に
  あちこちしこりが出来て来るようになりました。
  今までおとなしくしていた組織球肉腫という悪性の癌が牙をむきはじめて
  しまいました。 お医者様からなにもしなくて余命3か月 抗癌剤を投与し続けて
  1年と宣告されました。去年の10月の事でした。
  なんとかその言葉をくつがえしたいと思って色々手をつくしましたが残念ながら
   願はかないませんでした。

  しかし去年の12月に4回目の抗がん剤を最後にして食事 音響治療 
   枇杷の葉温灸 サプリ等 免疫力を高める治療の結果アヤメは元気に
  走りまわって皆さんからどこが悪いの?とよく言われました。
  抗癌剤をやめて7か月もそんな状態を保っている例は今まで無かったそうです。

  8月に入って体調が落ちてきたのでステロイドを使用し13日まで元気に
  していましたが14日から急に悪くなり横たわっていることが多くなり
  19日の朝9時28分に息を引き取りました。
  息を引き取る少し前急に呼吸が荒くなりほんの少し苦しそうにしましたが
   それまでは静かに横たわるばかりで痛がったり苦しそうな事が無く
  ロウソクの火が燃え尽きてゆくような静かな最後でした。
  きっと虹の橋を渡って大好きなラック兄ちゃんお友達のダグ君と
  楽しく遊んでいることでしょう。

  これまでアヤメを気にかけて応援して下さった皆様本当に有難うございました。
  そしてアヤメの為にお花を手向けて下さって有難うございました。

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手術後のアヤメ順調です。 [犬の癌治療]

 右脇の下に出来たビー玉大の組織球肉腫の切除を6月21日にし
 2週間後の7月5日に抜糸をしたアヤメですが傷口が何時までも赤く
 雑菌が入らぬよう注意をしていましたが最近やっと傷口がきれいに
 なりました。

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 やっとお母さんのお古のシャツを着なくても済むようになりまた大好きな
 ボール投げをしてもらい走り回れるようになりました。
 それにしても毎日暑いし 夕立ちも来ないしもう早くも夏バテ状態です。
 ボール追いかけっこ大好きなアヤメもしばし日陰に逃げ込みます。

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 ここの場所のアジサイはまだ咲いています。ブルーの色が涼しげです。

 傷も治ったのでアヤメを水遊びをさせるため榛名湖に連れて行きました。
 家から30分程で榛名湖につきましたが怪しい黒雲が上空に現れ夕方の
 5時頃にしてはかなり暗くなっていました。

 何故そんな遅い時間に行ったかというと前日の夜夫はゴルフの全英オープンを
 見てそのまま女子サッカーの試合に移ってアヤメの散歩から帰って今度は自分の
 ゴルフの練習に行くといったあんばいでしたので午後は当然昼寝です。
 祝日だったので夕方榛名湖に行ったほうが道が空いているだろうとの夫の判断ですが・・?
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 榛名湖に着くとアレッ ずいぶん水面が干上がっています。
 雨がずっと降っていないせいでしょうか?
 こんな榛名湖の姿を見るのは初めてです。

 ちなみに去年の同じ時期の榛名湖です。
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 去年のこの時期はまだラックも元気にアヤメと一緒に泳いでいました。

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 こんな夕方の湖をうろつくアヤメ なんだかうらぶれた姿。

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  ゴールデンの雌5歳のティアラちゃんがやってきて一緒に泳いで遊びました。

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  エッ もう帰るの? さっき来たばっかりなのに。
  滞在時間約20分、雷も鳴り始めたので帰りましょう。
  アヤメは着いたと思ったらもう帰るので心残りの様子です。

  この日待望の夕立ちがあって乾いた地面もすっかり潤い庭の水やりから
  久しぶりに解放されました。 もう10日あまり雨が降っていないので庭の
  植物に朝晩水やりをしても焼石に水でしたのでまさに恵みの雨です。
  そして室内の気温が26度と久しぶりに涼しい朝を迎えました。

 


悪性腫瘍という爆弾を抱えて 続 [犬の癌治療]

アヤメが1回目の抗がん剤を服用して3週目の検査結果 転移していた
脾臓と腎臓の腫瘍は消えていました。 そしてこの日2回目の抗がん剤
を服用しました。11月2日の事でした。
その後腸骨下リンパ節の腫瘍は最初34mm程だったのがじょじょに小さくなり
他の臓器への転移はみられませんでした。
11月24日 3回目の抗がん剤 12月14日4回目の抗がん剤服用
腫瘍は小さくなるもののアヤメの血液検査の結果は白血球の増加、血小板と
赤血球の数値が激減。 
食欲はあるものの、時々元気がなくなったり眼力がなく体温も低い状態が
続いたりとあきらかに抗がん剤の副作用があらわれるようになりました。

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 そんな時はお父さんがじっくりと枇杷葉温灸を施して体の免疫力を高める
 手助けをしています。

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  冬場の寒い時期は寝るときに紙オムツのおしりの部分に
  ホカロンを貼って体を温めるようにしました。
  癌は熱に弱く したがって低体温になると癌の思うつぼに
  なってしまうのです。

  アヤメの癌が何故発見されたかというと8月末に右の後ろ脚を
  痛そうにケンケンするので近所の病院で診てもらったところ
  変形性脊髄症でその影響でしょうと言われ痛み止めの薬とサプリを
  処方されました。 その後9月のある日夜中に大量のお漏らしを
  しました。 このときは膀胱炎でしょうと言われましたが疑問に思い
  以前住んでいた東京のかかりつけの病院で診察してもらい
  その時に悪性腫瘍が発見されたのです。
  足のケンケンは変形脊髄症のためでなくもともと亜脱臼になりやすく
  右後ろ脚はそのために炎症を起こして痛みが出ているとの事でした。

  やはり何か疑問に思ったりしたときは他の病院で診察してもらう
  ということも 大切だとこのときつくづく思いました。

  そしてアヤメのお漏らしは脊髄変型症からくるものらしく尿の排泄を司る神経の
  伝達が少し狂っているらしくぐっすり寝たり気が緩むとお漏らししてしまうようです。
 これはもう治らないのでお散歩のとき以外はずっとオムツ着用です。

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  というわけでアヤメは我が家のおしめ様です^O^

  抗がん剤は4回でやめました。結局癌はやっつけても自分の体も攻撃して
  そのために免疫力も落ちいずれは死んでしまうのが目に見えたからです。
    抗がん剤を止めて6か月経ち、その間ピンチもありましたが今アヤメは
  とても元気に過ごしています。  枇杷の葉温灸 マイタケのサプリ
  玄米中心の食事、テラヘルツ波の簡易タイプも購入しました。

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  吉村先生が朝日と夕日には体の免疫力を高める放射線がでているので
  なるべく朝夕は外に出して下さいとおっしゃいました。
   そのてん、こちらに越してきてアヤメにとって良い環境だったと思います。
  緑の中で朝夕たっぷりお日様を浴びる事ができますから。
  組織球肉腫という癌にかかって途中で抗癌剤を止めるケースは今まで
  獣医学会でも例がなく止めてから6か月生きていることも初めてのようで
  先生も未知の世界ですと仰っています。
  アヤメがあとどれだけ生きられるか分かりませんが毎日楽しく
  過ごせるようにしてあげようと思います。

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      こちら植物のあやめ。毎年株分けして少しづつ増えています。
      ところで、アヤメちゃんて名前はどうしてついたのか?ですって。
      次回お教えします。 笑わないでくださいね^^


悪性腫瘍という爆弾抱えて [犬の癌治療]

 去年の9月28日にアヤメの腸骨下リンパ節に組織球肉腫という癌が出来ていることが
 分かりました。 この癌は体の中の組織球という細胞が癌化して一気に全身に広がり
 死んでしまうという悪性の物です。
 最初にこの癌を発見して下さった先生は「お気の毒ですが・・余命3か月で抗癌治療
 をしても1年です。」とおっしゃいました。

 この癌はフラットコーッテドレトリバーが遺伝的に受け継いでいる事が大変多いという
 事も知りました。
 10月12日近所の方に紹介して貰った埼玉県鳩ケ谷市のよしむら動物病院で治療を
 受ける為アヤメを連れて行きました。
 ここでは抗がん剤の治療のほか代替治療としてテラヘルツ波と特殊な音響を体にあて
 不安定となっている細胞を正常に戻すという方法を行っているのです。

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   音響治療を受けるアヤメ 気持良く寝てしまいます。

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  採血をする吉村院長先生

 この日ショックなことに腸骨下リンパ節の他に脾臓、腎臓にも癌が転移していることが
 判明した。  2週間で癌が増えてしまったのでこの日からロムスチンという抗がん剤の
 投与も始まった。 3週間毎に抗がん剤を服用することになり毎週火曜日に群馬県から
 埼玉県の鳩ケ谷市まで通院することになりました。
 夜間診療も行っているので8時に予約を入れて高速を使っても片道2時間の道のりを
 沈んだ気持ちを乗せて車は走りました。

 皮肉なことにこの鳩ケ谷のよしむら動物病院はおととしまで住んでいた東京の北区の
 家からはものの30分程で行けるところでした。

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    吉村先生からの食事指導で作ったアヤメのご飯。
  玄米中心に根菜 黒ゴマ 納豆 イリコ キナコなど、いわゆる
  マクロビオテックです。

  市販のペットフードやオヤツは添加物がいっぱいでアヤメにとってリスクが
  多すぎるのです。  そういえば、お父さんはオヤツをたっぷりあげる甘い
  お父さんでした。 オヤツあげすぎと良く注意していたのですが・・・・
  ま、内輪もめしている場合じゃありません。
  アヤメのために良いということはなんでもやらなければ。

           IMG_2165_small.jpg こちら亜麻仁油

 フラックスオイルともいいます。細胞膜を形成するために必要なオメガ3を
 沢山含有しているオイルです。癌で傷ついた細胞を活性化させる効果が
 あります。 オリーブオイルもオメガ3をふくんでいますが亜麻仁油の方が
 含有率が高いそうです。  それから大切な事はどちらもコールドプレスと
 いう昔ながらの圧搾方法で採れたオイルでないといけません。
 大量生産出来る薬品と熱処理で作られたものではオメガ3は期待できません。
 この亜麻仁油を必ずアヤメの食事に添加しています。

 と、この辺で眠くなりました。明日は自治会の一斉草刈りで朝8時から1時間
 皆で遊歩道の草むしりです。
 そして、午後1時からボランテアで団地の一角の花壇の植えかえがあります。
 なんだか明日は暑くなって紫外線も強いそうですので水分補給と日焼け止め
 しっかりしなければ。

 アヤメの癌治療まだ続きますのでよろしかったら次回ご覧になって下さい。

 


悪性腫瘍と闘うあやめ [犬の癌治療]

 あやめのステロイド剤がきのうから半量になりました。なんだかほっとします。
 なにしろ水を飲む量は普段の倍以上でしょうか? そのためオシッコの量も
 すごくお漏らしをするので紙おしめで対処していますがそこから漏れる事も
 しばしばです。そして異常な食欲です。しかし、食べているのに痩せていくのです。
 最初にステロイドの治療を初めた1月22日のときの体重は23.75キロでした。
 少し前から食事をほとんど食べなくなっていた頃です。
 2月1日に診察してもらった時は22.75キロで10日間で1キロ体重が減って
 しまいました。 これもステロイドの副作用で筋肉量が減ってしまうそうです。

 なにはともあれ副作用は怖いけれど今のあやめにとって食べる事が何より大切なので
 食欲があるということは喜ばしい事なのですが・・・

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     ステロイド剤投与で食欲は異常といえるほど旺盛でいつもキッチンに立つ私に
  ストーカーのように付いて回ります。あげくのはては私がキッチンにいなくても
  いつでもすぐにおこぼれが貰えるのでは?と普段でもこんな風にキッチンの隅で
  寝転がっている有様です。

  事件その1・・・先日夕方のお散歩から帰ってきた時にお隣の坊やが出来たての
           卵の燻製を二つ持ってきてくれました。
           ホカホカと美味しそうな匂いがしている卵をキッチンの台に乗せて
           ちょっと目を離したすきにやられました。
           夫が机の下で卵をむさぼり食うあやめを見て急いで取り上げようと
           するとなんとポリ袋まで口にいれようとしたそうです。

  そこである疑問が浮び上って来ました。一月の半ばお供え餅の中に個別パックされた
  切り餅が無いことに気が付きました。そして思い出したのはある日夫も私も午前中
  出かけていて帰るとあやめが喜んでお出迎えしました。ふとポリ袋が落ちているのに
  気が付いて拾おうとすると何故かあやめがコソコソした様子で机の下にもぐって
  こちらの様子をうかがっています。
  あやめが机の下にもぐるのは何かいけないことをした時なのです。
  何も食べ物は置いて行かなかったし変だなとその時は思ったのですが。 

  その後個別パックの切り餅は見つからず自分で何かと一緒に捨ててしまったかと
  思っていたのですが、あの時コソコソしていたのはやはりあやめが食べたのか?

  しかし、食べカスやまして切り餅が個別に入っていたポリ包装は全く見当たらなかった
  ので夫はそんなはずは無いだろうと言いました。

  しかし燻製卵事件のあやめがポリ袋まで食べようとしたのを目撃した夫は首をかしげ
  あやめが証拠隠滅を図ったのではないかと思うようになったのです。
  以前、カステラを食べて袋だけになっていたのをみつかりこっぴどくお父さんに叱られた
  のでわからないように袋まで食べてしまったのではないかと。

  事件その2・・・つい最近出かけて帰ってみると勝手口のゴミ袋が散乱して慌てて
              逃げる あやめの姿を目撃。ゴミ袋まであさるようになったなんて[ふらふら]
              あやめは餓鬼道に落ちてしまったのか悲しい[もうやだ~(悲しい顔)]

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        お父さん、何しているの?

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       お父さんはね、あやめちゃんのおむつを作っているんだよ。


   犬用の紙おむつはサイズがピッタリのものがなく子ども用の紙おむつに尻尾が
   出るように切って中からポリマーがこぼれないように粘着テープをはって使用します。
   毎日5枚ほど使うのでお父さんはまるで内職をしているようです。

   何も治療しなかったら余命3か月、抗癌剤治療で1年と宣告されたのが去年の
   10月12日でした。 あれから3か月経ち時々ピンチになりましたがあやめは元気に
   過ごしています。そして嬉しいことは腫瘍が小さくなり他の場所の転移が現在は無い
   ということでしょうか? それもこれも犬で知り合った方からの良い情報があったから
   であやめは現在にいたっています。
   8日にまた病院に行きますがさらにステロイド剤が減ることを期待しています。

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   ヒアシンスとシクラメンが窓辺に春を先取りしてくれています。

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