ハナオクラを食す。 [料理]
6月の末近所の方からハナオクラの苗を頂きました。
普通のオクラのようにさやを食べるのでなく花そのものを食べるんだそうです。
7月の末にはグングン大きくなり蕾も沢山付き始めました。
8月に入り大きな黄色い花が咲きました。
ああ~この花知ってたわ。ハナオクラってトロロアオイのことだったのね。
根を叩くとネバネバになり和紙を漉くときに使うらしいというくらいの知識
でしたが花が食用になるということは知りませんでした。
最近はやりのエデブルフラワーですね。
どんなお味なのかともかく食べてみないとということで大きな花を切り取って
熱湯にさっとくぐらせる程度にして(あっというまに火が通ります)冷水に取り
水気を絞り刻みました。少しヌルッとした感じになります。
茹でたモロヘイヤと合わせて刻みオリーブオイル、ツブマスタード、塩、黒コショー
ビネガーで和えて冷たく冷やしたトマトのトッピングにしました。
こちらはオクラと混ぜて生姜の絞り汁、醤油、味醂で和え
冷奴のトッピングに。
白ゴマを擦ってマヨネーズ、粒マスタード、ダシ醤油を合わせ
冷やした焼きナスにトロリとかその上に白ダシで下味をつけた
オクラとハナオクラを トッピングしたものも好評でした。
少しヌメリがあり味も莢のオクラに似てくせがなく美味しいです。
花だけで食べるより莢のオクラ、モロヘイヤ、ヤマノイモ、モズクなど
ネバネバ系と合わせて食べると食感が活きてくるように思います。
一時期毎日のようにキュウリを頂き保存食としてキューチャン漬けの
作り方をお客様から教えて頂きました。
醤油、砂糖、味醂、赤トウガラシを煮立てて薄く輪切りにしたキュウリを
入れて火を止めてそのまま冷まし、冷めたらキュウリを取りだし漬け汁を
煮立ててまたキュウリを入れて冷ますを4回ほど繰り返します。
こうすることでキュウリはパリッとしたままで味がしみ込んでゆきます。
私は輪切りにしたキュウリをザルにいれ1日干して水気を飛ばして作ってみました。
天日干しにするとカサが減り使いやすいと思いました。
最後はミニ菜園のトマトを整理したときに青いトマトがピクルスに出来るのでは?
と思い ザラメ、塩、コリアンダー、ローリエ、ニンニク、赤唐辛子、リンゴ酢
白ワインを煮たて青いミニトマトを漬けこんでみました。
さて、お味は? ウフフ・・・ 美味しくない!失敗です
熟していない青トマトは皮が固く美味しいとは言えません。
ま、いいや、トマトは捨てて漬け汁はも一度煮立てて
キュウリのピクルスに使えますから。
いっしょにゴーヤを少し入れてみたのですがこちら少し
苦味がありますが以外にいけました。
トマトの横のビンの中身は沢山出来たバジルをニンニクと共にフードプロセッサーで
ペーストにしてオリーブオイルと岩塩を混ぜたバジルソースです。
去年はバジルの葉を冷凍にしましたがバジルソースの方が茹でたパスタに絡めれば
あっというまにスパゲッテイバジリコが出来ますし、鶏肉に塗って焼いても美味しいし
冷蔵庫に保存しておくと重宝しますよ^^
コンパニオンプランツ バジル&トマト [料理]
ホームセンターで貰った冊子にトマトのそばにバジルを植えて置くと
トマトの害虫よけになると書いてありました。
そこで、我が家のほったらかし菜園のミニトマトの横に他の場所に植えて
あった今にも枯れそうになっていたバジルをダメモトで植えてみました。
そして・・・
植えっぱなしでブッシュ状態になっていたミニトマトの枝を整理した中から
立派に育ったバジルさんが現れました。
たしかにバジルの横のミニトマトは特に虫も付かずよく育ちましたし
ミニトマトの中に紛れ込んだようなバジルはあの今にもかれそうになっていた
バジルとは思えない様な成長振りです。 しかもバジルはよく虫食いだらけに
なるのですがとても葉がツヤツヤときれいです。
ということはコンパニオンプランツってお互いが助けあっているんでしょうか?
バジルとトマトといったらご存じイタリアンの食材に欠かせないですね。
植えている段階から相性が良かったなんてビックリです。
それでは、ということでお昼はバジルをたっぷり使ってピッツアマルガリータを
作る事にしました。 冷蔵庫に眠っていた完熟トマトでトマトソースを作ります。
トマトをざく切りにしてニンニク、玉ねぎのみじん切りとともにオリーブオイルで
炒めて白ワインを加えて煮詰めて塩と胡椒で味を整えます。
オレガノなど加えればさらに本格的なお味になるでしょうがなかったので
シンプルなトマトソースが出来ました。
市販のピザ生地にトマトソースぬってバジルと
フレッシュモッツアレラチーズをちぎって乗せて。
焼きあがったピッツアをお皿の上で切ろうとしましたが
ちょっと無理がありました。
軽井沢のスーパー TURUYAに行った時買っておいた
パンチェッタ(生ベーコン)でもう一品。
こちらは玉ねぎと庭で採れたピーマン、パンチェッタ ナチュラルチーズで。
焼けました。
この日主人は家の前の遊歩道の雑草が伸びたので自治会から
草刈り機を借りて雑草退治をしました。遊歩道は市道で年に一度
シルバー人材の方がそれこそ草の根一本も残さないほど丁寧に
除草をしてくれますが雑草ときたらそんなくらいで尻尾をまくなんて
事はしません。 この日は曇って久しぶりに気温も下がっていたので
雑草退治をすることになったのです。
さっぱりした遊歩道。 結局始めたらあそこもここもで3時間かかりました。
我が家は眺めの良い場所に建っていますが一方目の前の遊歩道の雑草が
悩みです。葛の葉が切っても切ってもゾンビのように這いあがってきますし・・
いくら自分の庭だけ綺麗にしても目の前が雑草だらけですとすっきりしませんので。
草刈りをしていたらとても嬉しいことが・
ご近所の方がお昼にとビールの差し入れをして下さったり ご主人にと
特製ジュースの作りたてをミキサーのボトルごと冷え冷えを持ってきて下さり
大感激です!
左はケールとマンゴーとヨーグルト 牛乳などが入った特製ジュース
とても体に優しく美味しかった!
思いつきタケノコのスパゲッテイ [料理]
夫の整体に来て下さる方で82歳の男性がいらっしゃいます。
誰でもある程度お年を召されればあちこち具合が悪くなりますね。
この方も脊柱管狭窄症でレーザー手術を受けていますが今一つ
はかばかしくなく車の運転 自転車は良いのですが少し歩くと痛くて
趣味の畑仕事が辛くなっていたそうです。
その方が夫の施術を初めて受けた後に立ち上がった姿を見てビックリ。
曲った腰がすっと伸びていたのです。これには本人も付き添ってきたお婿さん
施術した夫まで驚いてしまいました。血流が悪くなり筋肉も凝り固まっていたのを
緩めたのが効果があったようです。 それ以来また趣味の畑作りに意欲が出て
車で1時間かけて毎週通ってきてくださいます。
前置きが長くなってしまいましたがその方が今季最後のタケノコとご自分で作った
野菜を下さりました。有難い事にタケノコは茹でて調理するばっかりになっています。
そこで、早速お昼ご飯のスパゲッテイに使う事にしました。
作り方・・・・茹でタケノコ ナマシイタケをスライスしてベーコンとともに
たっぷりめのオリーブオイルで火を通します。(好みで赤唐辛子の
輪切りを少々)塩コショウで味付けをします。私はクレージーソルト
というハーブの入ったお塩を便利でよく利用します。
茹であがったスパゲッテイをその中に入れてからめます。
最後に一緒に頂いた野菜(ベカナという名前でスーパーで見かけました)
をちぎって 余熱でしんなりしたらお皿に取り分けパルメザンチーズを
かけて出来上がりです。
野菜は水菜やレタスなんかでも美味しいと思います。生のままざく切りで
最後の仕上げに入れてみて下さい。
ヤマボウシの花
近所の方が枝の整理をしていたので頂きました。
今の季節をあらわしているような爽やかな花です。
越してくるときに沢山あった花瓶を整理してきて気がついたら
いつもこの器に花を飾っています。
白菜が主役だ!鍋 [料理]
節分も過ぎ暦の上では立春ですが、ここ数日寒い日が続いています。
こんな寒い日にぴったりの我が家の定番白菜鍋をご紹介します。
材料・・・・白菜、豚バラ肉薄切り 干し椎茸 春雨
調味料・・酒 中華スープの素 ごま油 塩 コショウ
白菜はザク切りにして軸の固い部分から鍋につめます。
干し椎茸の戻し汁、酒、中華スープの素(なくてもOK)水カップ1程度を
加えて火にかける。(白菜を蒸し煮にするようにするので水は少なめです)
ここのところ寒いので薪ストーブが活躍しています。
白菜が柔らかくなって量が半分ぐらいになったら干し椎茸の
スライスと春雨を戻さずそのまま白菜の上にのせて火にかけます。
写真の国産の春雨(春雨もどき?)は夫からクレームがでました。
「 食べる時プツプツ切れて美味しくない」 そうです。
私もそう思いました。 やはり中国山東省の緑豆春雨が火が通ると
フカヒレもどきになって美味しいんです。
しかしここは以前と違ってなければすぐ買いに行けるところでないので
あるものを利用したわけですが。
この位になったらお肉を乗せます。
お肉は絶対豚のバラ肉です。でもなるべく黒豚などコクのある
美味しい豚肉を選んで下さい。
こちらに越してきたら榛名山の麓で育った榛名ポークが美味しいので
最近はもっぱらそれにしています。
いわば 地産地消 ですね。
出来上がりました。この状態になったらごま油をたらりと鍋に
かけ回します。 これは必ず忘れないで下さいね!
ごま油があるのとないのでは一味違いますから。
小皿に塩(岩塩などミネラル分の多い物)白コショウを
混ぜたものを少量乗せて白菜につけながら頂きます。
この白菜鍋今日は二人分だったので白菜4分の一株強を使いましたが
人数が増えると白菜の固い所が柔らかくなってきたらまた詰めてを繰り返し
最後は葉先の柔らかいところをぎゅうぎゅうにつめちゃいます。
沢山白菜を使った方がうま味が増えますよ。
シンプルな材料ですが体も温まり我が家に来た人達がみんな美味しいと
口をそろえていいます。 ただし中華ブイヨン以外はどれ一つ材料が欠けて
も違う味になります。
今日はこちらに越してきて一番寒いような気がします。
夕方ワンコの散歩をしていたら周りの山は多分雪が降っているんでしょう
姿がみえなくなっています。きっとここも明日の朝雪で真白になってるかも
知れません。
最後に・・・先週姪が遊びに来た時に裏山にハイキングに行った折
見つけた福寿草です。この場所は去年見つけた秘密の場所です。
冬の日だまりのなか明るく幸せな気持ちにさせてくれる福寿草が
大好きです!
来週は暖かくなりそうなのでもう少しの辛抱ですね。