ペンション自給自足 [出来事]
10月3日淡路島サービスエリアから一路次なる宿泊場所のペンションがある
丹後半島に向かいます。
淡路島からいきなり丹後半島?と唐突な感じですが4日は金沢の旅籠屋内灘店に
宿泊の予約を入れてあるのですが中間の車中泊が疲れるね~ということで
前日にネットで調べました。ペットも泊まれる宿は以外に少なくみつけたのが
丹後半島にあるその名も自給自足というペンションです。
どんな所か分からないがともかく行こうじゃないかということで12時半に淡路島を
後にします。
明石大橋を渡ります。今回の旅で最初は下関と門司をつなぐ関門橋、つぎは香川から
淡路島をつなぐ大鳴門橋と3つ目の橋です。
神戸を抜けて舞鶴若狭自動車道を走ります。空は抜けるように青く真白い雲が
盛大にモクモクと浮かんでいます。このころ関東の太平洋側沿岸に台風が直撃
という天気予報でしたが中国、近畿、日本海側はまったく影響ありませんでした。
有料道路は貸し切り状態です。しかしこの真白い雲は目的地に着いた頃はかなり
怪しい雲行きになっていました。
舞鶴若狭自動車道を綾部JCで綾部宮津道路に入り有名な宮津の天橋立が右側に
見えてきました。が、そこはスルーして丹後半島の山の中をカーナビ頼りにどんどん
走ります。狭い山道でほとんど車も見かけません。なんだか不安になってきます。
やっと広い舗装道路に出てほっとしたのも束の間またガードレールの無いような山道に
カーナビ君は誘導します。
ここでペンションの名前が自給自足という事に納得しはじめます。
そうだろうな~こんな山の中だもの。
4時にペンションに着きました。天橋立から約1時間半くらいだったと思いますが
知らない山道だったので凄く遠く感じました。
この写真より実際のペンションはもっと立派です。
でも自給自足という名前が納得出来るような場所でした。
少し近所を散歩しましょう。
ここにあたしを置いて行かないでね!
大丈夫だよ、マーブルはずっとお父さんとお母さんと一緒だよ。
マーブルはこの旅の間決して朝食と途中のオヤツを口にすることはありませんでした。
毎日移動して場所が変わるのでどこか不安を抱えていたのだと思います。
保護犬という境遇だったことは私たちに計り知れない程怖い思いをしていたのでしょう。
ペンションの周りはススキが原でちょっと淋しい風景ですが星空が素晴らしいとのこと。
残念なことに急に雨が降りだして急いでペンションに戻りました。
夕飯は鳥鍋でした。
シンプルなお鍋ですがこの鶏肉とっても新鮮で美味しかったです。
茗荷とシソのご飯もとても美味
自家製の紫蘇ジュースと甘酒がまた美味しいんです。
甘酒は地元では自分達でお酒を作るそうで絞った残りの
酒かすなんだそうですが売っている酒粕よりお米のつぶつぶが
残っていてとても美味しい甘酒でした。
ペンションの奥さんがペットボトルに入れておみやげに下さりました。
家に帰って冷やして飲んだらまたこれも美味しかったですよ^^
ペンションのニャンコさん 名前忘れちゃったゴメンネ。
いつのまにかお膝の上に乗ってました。
我が家でくつろいでいるような感じですね^^
朝食は土鍋で炊いたご飯に
おかずがこんな風に出てきました。
買ってくるものもあるけれど野菜などは自分の所で採れた
その時期の物が料理されて素朴な家庭料理ですが心が
こもっていてどれも美味しくいただきました。
ペンション自給自足をネットで見つけた時、一泊¥5980で部屋は2段ベッドと
ありました。
シーズンオフなので宿泊費が安く設定されているようですがそれにしても安いし
今時2段ベッドって?
若い頃泊まったユースホステルを思いだしたりしました。
まあ、値段が値段だけに期待せず車中泊よりゆっくり出来るだろうからと予約を
入れておいたのです。
お部屋に入ると2段ベッドもありましたが普通のベッドが置いてありおまけに
清潔なトイレとバス付きだったので驚きました。
客は我々だけなので食後お奥さんと色々話がはずみました。
さて夕方から降りだした雨はますます雨足が強く、昼間見た真白な雲の固まりが
山の上で真っ黒な雨雲に変わって大量の雨を降らせています。
明日の帰り道のどこかで土砂崩れなんかが発生したら大変!
何しろカーブの多い山道なので下りがどうなっているのか不安がよぎります。
次の日の朝幸い雨はやんでいましたのでちょっとホッとします。
帰り際に奥さんが焼きたてのホカホカパンを下さり気持ちもホカホカに^^
帰り道を下って行くと思っていた以上に道路はそれほど危険な状態ではありません。
初めて通る知らない山道は不安の方が大きくなっていたのですね。
夫もたいしたことないねとなんだか二人で心配していたことが可笑しくなりました。
途中でこんな懐かしい風景に出会いました。
なんだかホッとする風景です。
このあとは旅の最後の石川県の内灘海岸です。
自給自足っていうから ラックさんが自炊するのか、と思っちゃったわ。旅先で自炊はつらいですよね。ペンション側の問題なんですね。
ここでマーブル姫がもし 迷子にでもなったら おとうさん、もう死に物狂いで探すんだろうね。涙浮かべて・・・・
飛行機や新幹線を使わずに こんな旅を選んだのは マーブル姫のためであることは わかってますよ。ペットショップに預けられないものね。
by 緑の風 (2012-11-27 08:47)
面白い名前のペンションですね!
お値段もリーズナブルで、お食事も美味しそうだし、
行ってみたいな、と思いましたよ。
by MERRY (2012-11-27 10:23)
緑の風さんマーブルが迷子になったら私も夜も眠れなくなるわ。
でもマーブルはとても慎重な子で一人で遠出はしないしいつも私達から
離れないのでその点安心ていますが何が起きるかわかりませんものね。
by ラック (2012-11-27 11:03)
MERRYさんペンションの奥さんも面白い方でしたよ^^
お食事は気どりがなく素材が美味しいと思いました。
by ラック (2012-11-27 11:06)
私も淡路島を通過して鳴門大橋を渡ったのだけれど、それは夜間高速バスだったので、景色を楽しむことは出来ませんでした。
まだ日本海を見たことがないし、東北・北海道も行ってみたいですが、運転の自信がないです。
ラックさん達に飼われると、本当に幸せなペットだと思います。私の方の藍ちゃんはおなかが大きいのに、どこへでも私に付いて行きたいようなのですが、遠くへ行く時は「ダメ」と言うと、車の助手席に飛び乗らず、そのまま家に残ります。
by とりのさとZ (2012-11-27 17:18)
本当に懐かしい景色ですね。
思いもかけない所へ進んで行って、マーブルちゃんは何と思ったのかしらね。 ポコは能天気で、大喜びで車に乗っていたけれど。
でも私が道を間違えたりすると、一緒にオロオロしてましたっけ。
また犬連れで旅がしてみたいな。
by poco (2012-11-27 18:11)
丹後半島だと帰り道からチョット戻り気味になっちいましたね~田舎だと
ペットと泊まれるお宿が少ないのかな?でも素敵なお宿で良かったですね(^^)
by グリーン (2012-11-27 19:45)
とりのさとZさん 私も今回初めて四国や淡路島をまわり美しい風景に
感動しました。
藍ちゃんはお利口さんになりましたね。可愛い赤ちゃんが無事生まれて
それぞれ優しい飼い主さんに引き取られるといいですね。
by ラック (2012-11-27 23:17)
pocoさんラックやアヤメ達も知らない所に行くと大興奮であっちこっち
探検していましたっけ。
by ラック (2012-11-27 23:20)
グリーンさんいかにも行きあたりばったりの旅行らしいでしょう^^;
ペットと泊まれる宿は関東近辺に比べるとかなり少ないです。
by ラック (2012-11-27 23:24)
こんばんは。
丹後半島のペンションも素敵なところで良かったですね(^。^)
by yakko (2012-12-01 21:23)