アートなお宿 その2
マーブルと3人の旅2日目は寒河江から裏磐梯に向かいます。
途中以前から行きたいと思っていた諸橋近代美術館に寄りました。
広い敷地には清らかな小川が流れていてヨーロッパの中世の城をイメージした建物が一際
目を引き別世界に来たようです。
この美術館はダリの作品の収集で有名なのです。
絵画よりも彫刻が多かったので私としてはチョット残念。
でも、ゆったりとした館内でゆっくり観賞出来て窓から見える緑と共に
日常の慌ただしさから解放されるような素敵な美術館でした!
諸橋近代美術館から今日のお宿 夢がたりは車で15分程の場所です。
でもその前に途中寄った道の駅 猪苗代でとっても可愛いワンコに会いました^^
全身真っ白な6歳の女の子ねねちゃんです!
サマーカットにしてもらい尻尾だけぽんぽりんがお洒落です^^
今まで沢山のワンコに会ってきましたがこんなにも真っ白で綺麗な仔は初めて!
飼い主さんは知り合いの方から貰って来た雑種ではあるが何犬となのか
判らないそうです。
ともかくねねちゃんがとっても大切にされているのは一目瞭然です。
マーブルとツーショットを撮ろうとして飼い主さんがオヤツをマーブルに
向けたとたんねねちゃん急変!
「アタシのオヤツよ!何であの子にやるの」ってワンワン吠えていました。
ご免ね、ねねちゃん元気でね!ってお別れしました。
今日のお宿 ペンション夢がたり
3時に到着したので車で10分程の五色沼に行ってみました。
駐車場から一番近い毘沙門沼
最初に遊歩道から沼を見下ろした時に白い大きな鯉が一匹
泳いでいるのが見えました。
後でハートマークが付いた白い鯉をみると幸運が訪れると説明書きを
目にしました。
果たしてあの鯉は幸運を招く鯉だったのでしょうか?
毘沙門沼からの流れ。
足元を流れる小川のせせらぎを見ると穏やかな気持ちになります!
夢がたりさんの1階食堂とロビー
ステンドグラス 木彫 絵画がさりげなく飾られて心地よい空間です。
マーブルが見つめる先には仲良し姉妹の木彫が。
冬、外は真っ白な雪景色のなか赤々と燃える薪ストーブの側で
のんびり寛ぐのも良いでしょう^^
宿のご主人が言ってましたが此処は磐梯国定公園に指定されているので
自分の敷地内でも許可無く木を切ってはいけないそうで薪を入手するのは
離れた地域から譲ってもらうそうです。
そっかー国定公園内に指定されると勝手な造作は出来ないんですね~。
お夕飯は和洋取り合わせたオードブル、オマール海老のテルミドール
スープ サラダ サーロインステーキ デザートと美味しくお腹いっぱいに。
写真撮るより食べる方が(笑)
ビデオ鑑賞のお部屋がありました。
中に入るとスクリーンの周囲の壁面にビデオデッキそれも昔のVHSが
ズラリ。その数ジャンルを問わず600本程だそうです。
部屋の様子が良く撮れなかったのですが相当昔の映画のビデオも。
あまり多すぎるので何を観て良いやら。
その中にチエーホフ原作「子犬を連れた貴婦人」ってのがありました。
昔若い頃読んだチエーホフ短編集にあったたような気がして取り敢えず
手にとってみます。
記憶では「子犬を連れた奥さん」だったような気がしますし内容については
全く覚えていません。
1965年 ロシア映画 モノクロです。
内容はロシアの避暑地マルタで出会った妻子ある中年の銀行家の男と
地方の名家に嫁いだまだ若い人妻のひと夏の不倫でしたが・・
内容はどうでもよく途中で飽きてきたのですが女優さんがとっても可愛く
とってもチャーミング、男優はワイドなスクリーンのせいかズングリして
あんまりね^^
興味深かったのは19世紀末の冬のモスクワの街を橇付き馬車が一頭立ても
2頭立ても凄いスピードで走っていることでした(@_@)
人も馬車も同じ道路なので事故無かったのかな?
それにしても女優さん本当に可愛かった!
毎日変わる衣裳も素敵でした。
ちなみに何時も連れている犬はスピッツでした。
朝食の野菜のオムレツ
自分でも時々つくるスペイン風オムレツとも違ってふんわり暈があり
野菜の甘味がタップリ口の中にひろがります。
コツは千切り野菜をタップリ使うことのようです。
マーブルと一緒の2泊三日の旅ずーっと雨続きの頃でしたが幸い雨も降らずに
天気に恵まれてリフレッシュ出来ました!