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高崎レトロな映画館 [出来事]

去年の話になってしまうのですが、11月半ば友人と高崎の映画館に行ってきました。

見たかった映画は「スパイの妻」

最初の映画館は行きたい日が予約で一杯だったので別の映画館で見る事に。

その映画館がこちら[右斜め下]

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     その名は高崎電気館、よくぞ残ってくれました!


     この高崎電気館の歴史は古く開業はなんと、大正2年です。

     当時電気館のある高崎柳川町は北関東屈指の歓楽街だったそうですが

     今では街路灯の下げ看板が当時の面影を残すばかりです。

     


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     現在の建物は1966年(昭和41年)の全面改装により地下一階、地上4階の

     複合ビルに新築されましたが時代の波に取り残され2001年(平成13年)に

     閉館となります。

     それでは何故?まだ映画館が現役であるのか?

     閉館後も所有者が大切に管理しつづけ2014年(平成16年)建物は高崎市に寄贈。

     高崎市は文化遺産として「高崎市地域活性化センター」として復活を遂げたのでした。


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     階段をあがったフロントに展示された映写機。

     今でもフイルムの古い映画を上映する際に使われるそうです。

     ボケた写真ですが実物はピカピカに磨いてあり感動しました!

     上映ギリギリに暗くなった客席に座ったのですが終わって明るくなって

     周囲を見渡したところ観客は私達二人を含め10人でした(笑)

     客席数は200程なので密には無縁です。

     NPOが運営していて時々昔の映画を上映するようです。

     友人はその後ご主人と一緒に 真夏の夜のジャズ を見に行ったそうですが

     日曜日一回だけの上映だったのでさすがに観客は100人程だったそうです。

     

     この日、友人のご主人が高崎に用事があったので映画館の近くまで

     乗せてもらいました。帰りは安中榛名駅まで新幹線で帰れるのですが

     ご主人が折角昭和レトロな映画館に行ったのだから在来線で帰って来る事を

     勧めて下さったので信越線の安中駅で降りご主人のお迎えを待つことに。

     ホームから見える東邦亜鉛の工場群も昭和でした!

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